1998-03-25 第142回国会 参議院 農林水産委員会 第6号
そういう面で、行政サイドといたしましては、雌牛の能力を把握する半群検定を推進いたしますとともに、乳用牛への黒毛和種の授精状況を現在四半期ごとに調査をして公表いたしておりまして、酪農家における計画的な後継牛と交雑種の生産を支援しているところでございます。
そういう面で、行政サイドといたしましては、雌牛の能力を把握する半群検定を推進いたしますとともに、乳用牛への黒毛和種の授精状況を現在四半期ごとに調査をして公表いたしておりまして、酪農家における計画的な後継牛と交雑種の生産を支援しているところでございます。
国としましては、こうした活動を支援するために草地畜産基盤整備事業あるいは自給飼料生産総合対策事業等の自給飼料対策、それから新搾乳システム定着化事業あるいは地域畜産再編対策事業等の省力化対策、また乳用種雄牛の後代検定事業あるいは乳用牛の半群検定普及定着化事業等によりまして、生産あるいは経営管理技術向上対策に努めております。
乳牛においては改良の指標となる泌乳能力はいわゆる半群検定によって雌牛ごとに確実に記録されております。肉牛にあっては改良上重要な指標である産肉形質、例えば枝肉形質等については繁殖牛自身の能力を調べることはできません。解体して肉質を調べようものなら子牛を生産することができないからであります。 体外受精卵移植技術は、肉牛改良の持つこの大きな欠陥を補うことが可能でございます。
半群検定でございますが、これは各農家の飼っていらっしゃる雌牛につきまして、月一度でございますけれども、乳量、乳成分等を記録いたしまして、農家に分析してお返しするということをいたしておるわけでございます。このことが乳牛の改良に非常に大きな効果をあらわしてきております。 午前中、乳量あるいは乳成分の改良につきまして飼養管理の改良の観点からるる御質問いただきました。